G1・6連勝のイクイノックスは馬房で静養 楠助手「戻ってきてからは穏やか。エサは食べていました」

馬房で激戦の疲れを癒やすイクイノックス(左は阿部助手、右は楠助手)
馬房で激戦の疲れを癒やすイクイノックス(左は阿部助手、右は楠助手)

 11月26日のジャパンCでG1・6連勝を飾り、総獲得賞金を22億1544万6100円とし国内歴代1位に躍り出たイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)は27日、美浦トレセンの馬房で静養し、元気な姿を見せた。

 レース後は20時頃にトレセンに到着。楠助手は「天皇賞(秋)の時より興奮が落ち着くのに時間はかかりましたが、トレセンに帰ってきてからは穏やかで、今朝もエサは食べていました」と様子を語った。

 リバティアイランドとの対決が注目を集めたが終わってみればノーステッキで4馬身差の圧勝。同助手は「今回の厩舎のテーマとしては、しっかりゲートを出て、いいポジションで競馬をすることで、しっかりやれました。それが出来ればいい競馬になると思っていました。リバティアイランドというすごい馬がいた中で、あの勝ち方をしてくれたのにはびっくりしました」と喜びを伝えた。

 世界NO1の実力を遺憾なく発揮しての勝利。今後に関しては「天皇賞・秋と一緒で、様子を見てになると思いますが、前走後と同じ感じでいてくれたらいいですね」と同助手。有馬記念参戦も視野に入れるスーパーホースの今後から目が離せない。

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