◆第69回東京大賞典・G1(12月29日、大井・ダート2000メートル)
第69回東京大賞典・G1は29日、大井競馬場の2000メートルをダートの頂点を目指す9頭(JRA7、南関東2)が争う。少頭数ではあるが、無敗の南関東3冠馬ミックファイアや、JBCクラシックを制したキングズソードなど、砂の猛者が集結。本命に推すのは昨年の覇者ウシュバテソーロだ。今年に入ってドバイ・ワールドCを制覇。前走はBCクラシックで5着と活躍の場を世界に広げた。ワールドクラスの走りで連覇達成がかかるか注目だ。
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◆厩舎コメント
<1>寺島良調教師(キングズソード)「いい状態。一年を通して安定して走ってくれたけど、寒い時の方が体調がいい。強い相手がそろったが、来年に向けていい競馬を」
<2>生野助手(ノットゥルノ)「前走はゲートで滑って後ろからになったが、最後まで踏ん張った。仕上がっているので、24日はしまい重点で。動きは良かったし、出来をキープしている」
<3>金羅助手(テンカハル)「前走は瞬発力勝負の競馬で分が悪かった。少し右にもたれるが右回りも問題ないし、ペースが流れてスタミナ勝負になれば、かなり面白い」
<4>石井勝調教師(マンガン)「相手が強いが、出走させるからにはいい仕上げで臨みたい」
<5>高木登調教師(ウシュバテソーロ)「追い切りの動きは良かったし、入線後の息の入りも良かった。コンディションは問題ないと思うので、頑張ってほしい」
<6>池添学調教師(ドゥラエレーデ)「追い切りは折り合って、予定通り来ている。大井はスタートして(1コーナーまで)距離があるので、ポジションも取りやすい」
<7>山口助手(グロリアムンディ)「前走は1コーナー過ぎにぶつけられ、スムーズさを欠いた。4走前が強かったし、距離延長は歓迎。徐々に調子は良くなっており、もう少しやれていい」
<8>渡辺和調教師(ミックファイア)「前走は長距離輸送でカイバ食いが落ちたが、勝ち切ってくれた。時計のかかる馬場に対応できるかがカギ」
<9>小手川準調教師(ウィルソンテソーロ)「使っている馬なので、(軽めの時計で)十分。大井を一度経験しているのはプラス材料だと思う」