【東京9R・カトレアS】ナチュラルライズが2連勝 横山武史騎手「能力は高い」「王道の競馬をするだけだった」

カトレアSを制したナチュラルライズ(手前、カメラ・荒牧 徹)
カトレアSを制したナチュラルライズ(手前、カメラ・荒牧 徹)

 11月23日の東京9R・カトレアS(2歳オープン、ダート1600メートル=16頭立て)は、2番人気のナチュラルライズ(牡2歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)が直線で抜け出した。10月のプラタナス賞を馬番発表前に取り消した影響はなく、デビュー2連勝となった。勝ち時計は1分36秒4(稍重)。

 道中は右に行く素振りを見せながらの追走。直線はメンバー最速タイの上がりで早めに抜け出し、最後は追いづらそうな場面もありながらも、そのまま押し切った。横山武史騎手は「能力は高いと信じて疑わなかったので、王道の競馬をするだけでした。初めての左回りで、ちょっと右に逃げるしぐさが強くて、また新たな課題が出てきてしまいましたが、能力はあるので引き続き課題を克服しつつ、この能力をさらに伸ばしてあげたいですね」と先を見据えた。

 今後は全日本2歳優駿・JPn1(12月11日、川崎競馬場・ダート1600メートル)への登録を視野に入れる。

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