【東京12R・ジャパンカップ】過去10年で3歳牝馬の連対は3頭。18年覇者のアーモンドアイと23年2着のリバティアイランドは3冠牝馬で、19年2着のカレンブーケドールはオークス、秋華賞ともに2着だった。世代トップクラスの牝馬が斤量54キロで挑めば通用するのは歴史が証明済み。今年の2冠牝馬◎チェルヴィニアも十分勝負になる。
前走の秋華賞は直線の加速が抜群で、不安視された京都の内回りを難なくこなしての完勝だった。オークスで0秒1差(2着)だった桜花賞馬ステレンボッシュとの差を0秒4差(3着)に広げたあたりにも、ひと夏を越しての成長を感じた。
今回は桜花賞→オークス時と同じ中5週。1週前、当週ともに調教の動きが良く、一変した2走前のように大幅な上積みが見込める。広い東京に戻るのも好材料。ライバルはかなり強力だが、G1・3連勝で世代トップから現役トップに昇格だ。
ドウデュースも動きは抜群で昨年4着時とは出来が違う。流れが遅くなりそうなのは懸念材料だが再度、次元の違う末脚を披露できれば。ジャスティンパレスは距離延長が歓迎で乗れている鞍上も不気味だ。