ジャパンCはシンエンペラーに騎乗します。僕の初めてのジャパンC。これで全てのJRA・G1に乗ることになります。
ジャパンCで印象に残っているのは、ディープインパクトが勝った06年。外から突き抜けていった姿を鮮明に覚えています。凱旋門賞で失格になったときは「あのディープが…」とショックでしたが、あの走りを見せてくれて、「やっぱり強いんだ」とうれしかったですね。
ジェンティルドンナがオルフェーヴルと叩き合って勝った12年も印象的です。当時は中学生で、東京競馬場へ見に行き、「岩田(康誠)さん、すごいな」と思っていました。今回は乗れるだけでなく、強い外国馬が3頭も来るので、非常にワクワクしています。
シンエンペラーの状態はだいぶ良くなってきていると感じます。東京の2400メートルは、現状では一番いい舞台。右手前が好きなので、コーナーは左手前で走り、直線は右手前に替えた方がビュンと伸びます。相手は強いですが、3歳世代では上位の馬。斤量差もあるので頑張りたいです。
新馬のジュタは追い切るごとに良くなり、楽しみにしている一頭。イングランドアイズは前走、昇級戦でも頑張っていましたし、十分チャンスはあると思います。
(JRA騎手)
【東京】
2Rアサクサグレース B
3RショウナンヤッホーA
6Rジュタ A
9RイングランドアイズB
10Rサミアド B
12Rシンエンペラー B
(本紙評価)