こんにちは、山本です。本日は愛知県にやってきました、中京競馬場からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、今年で競馬記者歴が20年に達しようとしています。ということで、中京競馬場は12年のリニューアル前の姿も知っている。昔も左回りではありましたが、直線の短い本当に小回りで差し、追い込み馬には厳しいコースでした。
そして、よく覚えているのが記者席です。とにかく、古かった。ワタクシは当時から目が悪くて、レースを見るために結構、テレビの真ん前に陣取るタイプなんですが、そこにあるソファーがメッチャ古くて、所々に穴が開いていたりしたはず。けど、当時は5~6月の東京でのG1シリーズの裏でもあったから、中京で東京のビッグレースを見ることが多かった。メチャクチャ印象に残っているのが08年安田記念のウオッカ。好位から突き抜けた圧巻の走りは、なぜか古いソファーとともに印象に残っている…。
ということで、16年前の思い出話を長々と書いても仕方ないので、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきましょう。
注目は中京4Rの未勝利ですかね。ここは血統馬がそろいました。松下厩舎でレシステンシアの下になるエスタンシア(牝、父ドゥラメンテ)、高橋亮厩舎でスカーレットカラーの娘になるラージギャラリー(牝、父American Pharoah)は距離を詰めてきた。一方、中内田厩舎でG1ホースのローブティサージュの子供になるラトラース(牡、父キズナ)は引き続き、マイルへの参戦。「放牧を挟みましたが、調教では変わりなく動けています」と福永助手も話していますし、3戦目で決めたいところでしょう。
ここから早くもPOG情報。まずは斉藤崇厩舎。トレーナーと東京スポーツ杯2歳Sで重賞初制覇を飾ったクロワデュノール(牡、父キタサンブラック)の話を少しだけすることができました。「初戦時に比べると、今回はどうかなという感じはあったんですよ」。ワタクシも調教の動きから感じていたことも、トレーナーも感じていたようです。とはいえ、ほぼ危なげない完勝です。「やはり、能力がありますよね」と能力を再認識した様子。次も早々とホープフルSと発表されているように、大きなダメージもなさそうですし、脚質的に中山2000への対応力も十分でしょう。十分、主役級の器だと思います。
その斉藤崇調教師から「いい馬ですよ」と好感触が伝わってきたのがルージュスティーズ(牝、父ハービンジャー、母レッドコルディス)です。12月14日の京都芝2000メートルを団野Jで予定しています。「いい馬ですよ。結構、ハミを取って走りますし、初戦から面白いかなという感じがします」と手応えが感じ取れるトーンです。また、来週7日の中京ダート1400メートルではララアヴリル(牡、父Collected、母She Is Bedazzling)が団野Jでデビュー予定です。
今年のホープフルSはアイビーSを制したマスカレードボールや、すでに栗東で調教を始めている須貝厩舎のマジックサンズ(牡、父キズナ)など、いいメンバーになりそうな予感。そんな中、先週の東京で新馬を勝った矢作厩舎のジュタ(牡、父ドゥラメンテ)も参戦を視野に入れています。「まだ緩いので、やりながら良くなりそうなタイプだと思う」とは矢作調教師ですが、いきなりのG1挑戦を決めるあたりは期待の現れかな、と勝手に思っています。
最後に池江厩舎。こちらもデビュー予定が徐々に決まってきました。まずは来週8日の中京芝2000でエムズ(牡、父ドゥラメンテ、母ライフフォーセール)がデビューします。鞍上は荻野極J。姉にダノンファンタジーがいますね。「この馬は2000メートルぐらいが合いそう。入厩期間が長く、しっかりベースを作ってきました。まだ、線の細さはありますけどね」と池江調教師は説明します。
翌週の14日、中山の芝2000を予定しているのがロールザダイス(牡、父エピファネイア、母エレーデ)です。鞍上は三浦J。こちらは以前にも評価の高さをお伝えしていましたが、「順調に乗り込んで、心臓がいいですよね。これぐらいの距離が合っていると思います」と今回も感触は悪くありません。あと、母系にミスエルテなどがいるメディテラニアン(牡、父サートゥルナーリア、母ミカリーニョ)も2週後あたりのデビューを視野に入れているようです。「いいですね。動きがよくて、切れ味がありそう。いいバネを持っていると思います」と期待を持って、送り出す1頭となりそうです。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
中山8R・4アイザックバローズ(どうも天気との相性が悪く、最近は苦手な道悪ばかりだったが、今回は避けられそう。小回りの長丁場はぴったり)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
中京6R・9レーベンヘルツ(格上挑戦だが、通用のスピード秘める。前、前で流れに乗って)
中京12R・16ナムラブーニン(直線の長い中京は合う。休養前は幼く。成長の余地十分)
京都2R・9アニュレス(初戦は地味にいい伸びだった。力は通用)
京都10R・10カナテープ(前走は力んでいた。その前走を踏まえ、前を壁に折り合えれば)
今日はここまで、また明日です。ではでは