【中京11R・チャンピオンズカップ】昨年のJRA最優秀ダートホースのレモンポップを信頼する。何よりも国内では15戦して12勝、2着3回。文句のつけようがない成績を収めてきた。距離不安がささやかれた昨年のチャンピオンズCも、終わってみれば完勝だった。
南部杯からの参戦は昨年と同じだが、2歳馬に遅れていた前走時に比べると、動きが格段に良くなっている。坂井騎手が乗った先月21日は美浦・Wコースで7ハロン96秒0―11秒5で追走先着。6ハロン79秒5はこの日の一番時計だった。28日の最終追い切りもゴール前で仕掛けると、ラスト1ハロン11秒3の鋭さ。気持ちも乗ってきた。
今回がラストランとなり、来春からは種牡馬入りが決定している。「馬は頑張ってくれています。現状、やれることはやれたと思います」と田中博調教師。厩舎のエースを当レース連覇で送り出すべく、こん身の仕上げを施した。
相手本線は昨年の2着馬ウィルソンテソーロと、状態のいいガイアフォース。展開が向きそうなアーテルアストレアも押さえる。馬券は馬連(2)―(1)(4)(8)(10)(12)(16)。(山下 優)