サウザンサニーは2走前の函館スプリントSが0秒2差の4着。タイム差なしの2着だったウイングレイテストはアイビスSDで2着。3着のビッグシーザーは先週の京阪杯制覇とレベルの高いG3だった。前走はうまく流れに乗れず9着に終わったが、勝ち馬とは0秒5差。着順の印象ほど負けていない。
約3か月ぶりの一戦だが、ここ目標に調整は順調そのもの。今週の美浦・Wコースでは6ハロン80秒0と自己ベストを馬なりで更新した。ラスト1ハロン(11秒5)の伸び脚も上々で、しっかりと力を出せる態勢にある。当舞台では1、2、3勝クラスを3連勝した実績があり、得意の中山に戻ってのリステッドなら勝機は十分だ。
スズハロームの前走はゲートの扉が曲がってしまうほど突進して外枠発走となる参考外の一戦。3、2走前の重賞〈3〉〈2〉着からも力は上位とみていい。ペアポルックスの近2走はスタートが悪く自分の形で運べなかったものの〈3〉〈4〉着と崩れず。先週のG3を除外された影響はなさそうで、五分に出れば上位に顔を出す。