◆第25チャンピオンズC・G1(12月1日、中京競馬場・ダート1800メートル)
歌手でタレントのあのちゃんがメインキャストを務めるフジテレビ系の競馬バラエティー番組「ウマウマ!~アノミズキのビギナー育成TV~」(土曜・深夜1時15分~)が30日深夜に放送され、翌日に迫ったチャンピオンズC(12月1日、中京・ダート1800メートル)の特集が組まれた。
レギュラー出演している歌手でタレントのDAIGOが、チャンピオンズCの出走馬がトレーニングされている滋賀・栗東トレセンを訪問。人気の一角を背負うサンライズジパングの武豊騎手にインタビューを行った。
武豊騎手とコンビを組むサンライズジパングは前走のみやこSで古馬相手に重賞制覇を飾った。前走について振り返った鞍上は「まだ3歳馬で、前走は僕が乗れなかったんですけど、古馬に混じって勝ってくれましたから、やっぱり強いです」と断言。続けて「最初に乗った時から、いい馬だなと思っていたんですけど。最初はいろいろ癖というか、レースに行って不器用なところがたくさんあったんですけど、少しずつ解消されてきているのかなというのと、今回左回りっていうのがこの馬にはいいなと思っています」と条件が好転することを強調した。
さらにレベルの高い3歳世代について聞かれた武豊騎手は「フォーエバーヤングというね、世界的にも強い馬が日本の3歳馬にいるんですけども」とケンタッキーダービーで3着に好走したライバルの名前を挙げながら、「その馬とも大井競馬場で一緒に走って、その時はかなわなかったんですけど、やはり3歳強いなと思いましたし、楽しみですね」と期待。ちなみに10月のジャパンダートクラシックでは圧勝したフォーエバーヤングの3着に敗れている。
競馬界のレジェンドはチャンピオンズCで4勝。すべて前身のジャパンCダート時代に挙げているもので、DAIGOから印象に残っているレースを質問されると「いっぱりありますけど、クロフネはすごかったですね」と2001年に7馬身差でレコードVを飾った怪物の名前を挙げた。「ダート路線でJRAのG1というのは2つあって、そこに強い馬が集結しますからね。そこが目標になるんで、強い馬じゃないと勝てないレースという印象ですね」と強調。ちなみにクロフネ以外は04年タイムパラドックス、05年カネヒキリ、07年ヴァーミリアンで3勝している。