色々な意味で注目(栗東)

スティレセイル
スティレセイル

 こんにちは、山本です。今日も栗東に居残ってのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今朝の栗東は4時から調教スタート。その20分ほど前だったでしょうか、コンビニへ向かったのですが、さすがに報知新聞はまだ届いておらず…。と思っていたら、ちょうど飲み物の会計をしている時に新聞配達の方がやって来て、それを見ると報知新聞の文字。ラッキーと思って、即購入したんですが、一面を見ると「中山美穂さん急死」の文字。そうか、一晩たったけど、昨日はこの知らせに驚いたな、と。

 ワタクシ、新聞記者なんですが、実際に自分で取材して、書いた記事でも新聞という形になった時、前日に触れたばかりなのに少しだけ遠い世界のことのように感じてしまうことがあります。例えば、30代の頃は7、8年ほどかな、毎年のようにダービーや有馬記念の勝ち原稿を書いていて、執筆中は珍しく真面目にパッチパチしています。で、新聞を読んだ時に前日はこの大観衆の中に自分がいたんだと改めて思ったりする。急に現実に引き込まれる感じですよね。そんな感覚に陥ってしまった早朝。少し肩を落としつつ、調教スタンドへ向かいました。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見て行きましょう。

 まず、注目は京都5Rの新馬でしょうかね。吉岡厩舎の外国産馬、エリカアンディーヴ(牝、父Oscar Perfoamance、母Going Day)の動きがいいですね。こちらは松山Jが調教に乗っていたんですが、「跳びの大きな馬で、外回りの1800メートルはいいと思います。内でためるより動いていきたいので、外枠なら十分に勝ち負けできる馬です」と。すると、絶好の大外枠に入りました。これで、イッキに怖さが増した印象です。

 続いては福永厩舎。注目のスティレセイル(牝、父キズナ、母コーステッド)がデビューします。ダノンベルーガ、ボンドガールなどの下になり、福永師の期待が早くから高かった馬です。今日の朝も厩舎取材で話を聞くことができました。「現状でやれることは全部やりましたよ」。この血統は活躍している上の馬たちも後肢に弱い面があるということで、調教ではWチップで追った時に沈み込む感じがもっと欲しい現状なんです。ただ、能力を感じているからこそ「芝の実戦の方が走りやすいんじゃないか」と分析。目の前の勝ち負けより、芝でどんな走りをするのか見てみたい、という気持ちが強いようです。でも、走ると思うけどなぁ、この馬。

 そうそう、何度か書いてはいますが、福永師の評価が一貫して高いマイエレメント(牝、父エピファネイア)はシンザン記念への参戦を考えていることが発表されましたね。本日も少しだけ、この馬の話になったのですが「勝てば阪神JFと思っていたけど、抽選で厳しい(確率)なら無理をする時期でもない」と冷静に指摘。確実に走れそうなG3に矛先を向けたわけです。今日の話を聞いても、この馬を王道に乗せていきたいという意欲は十分に伝わってきました。

 そのマイエレメントの前走、アルテミスSで3着だったショウナンザナドゥ(牝、父キズナ)がワタクシの阪神JFの本命馬。詳しい説明は省きますが、内の先行馬が圧倒的に有利だったレースで後方から差してきた馬を個人的には評価していて、それがマイエレメントであり、ショウナンザナドゥだったりします。あと、ショウナンに関しては前回が未勝利勝ちからの4か月。松下調教師は「ジョッキーは前回と全然違うと言ってましたよ」と教えてくれましたし、正直想像以上の人気になってしまいましたが、自信の◎です。

 少しPOG情報。松永幹厩舎では来週以降に楽しみな新馬がスタンバイしています。来週の京都芝マイルにはオーケアニス(牝、父ロードカナロア、母タイタンクイーン)がCデムーロJで出走します。同じく厩舎で管理していたギルデッドミラーの下になりますね。「悪くないよ。跳びが大きくて、芝向きだと思う。初戦から面白いんじゃないかな」と松永幹調教師は話します。ギルデッド以外にもストロングタイタンなど活躍馬の多い一族ですからね。

 来週は京都ダート1800メートルにもメイショウソウセキ(牡、父マジェスティックウォリアー、母メイショウコブシ)が武豊Jで出走します。兄にはメイショウユズルハがいますね。この馬もダート馬っぽい感じで、トレーナーは手応えを持っています。あとは21日の京都芝マイルを武豊Jで予定しているのがソレエスピアージャ(牝、父キタサンブラック、母アマルフィコースト)です。「この馬も調教の感じは悪くないし、お母さんはオープンで走っていた馬。マイルぐらいが合いそう」と楽しみにしていました。また、8月の初勝利から休んでいたカロローザ(牝、父ナダル)は万両賞で復帰するとのことです。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

中京5R・6エムズ(以前も書いたので、ここは簡単に。切れがありそうなタイプで、そこは姉ダノンファンタジー譲りか。ただ、距離は融通が利きそうな感じです)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

京都2R・9アーバンキング(砂替わり、2戦目で一変の予感)

中京8R・13エテルネル(同舞台の3走前に鐙外れるアクシデント。叩いた効果大きい2戦目で)

中京12R・8ホウオウバローロ(攻め馬の動きよし。ここなら妙味あり)

中山11R・1ナムラフランク(ここは大穴狙い。前走は内で詰まった。しかも、休み明け。叩いた上積みを見込んで)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル