12月8日の京都5R・2歳新馬(芝1800メートル=10頭立て)は、米国産馬のエリカアンディーヴ(牝、栗東・吉岡辰弥厩舎、父オスカーパフォーマンス)が勝利した。勝ち時計は1分50秒4(良)。
道中は3番手の外を手応え良く追走。4角手前から手綱を押していき、直線でスパートをかけると反応良く加速。右にもたれる場面もあったが、大きなストライドでグイグイと脚を伸ばした。ゴール前で2着のレッドフェルメール(デットーリ騎手)を半馬身差で差し切り、上々のデビューVを飾った。
松山弘平騎手は「跳びが大きい馬なので自分のリズムで。スタート良く上手に競馬をしてくれて、最後は右にもたれましたが、着差以上に強かったです」と振り返った。
吉岡調教師は「調教の動きが非常に良かった。外枠もあってスタートもうまく出てくれた。上がりが速い展開になったが辛抱してくれた。跳びが大きく、中距離中心になると思うが、マイルでも」と話した。
父オスカーパフォーマンスは2017年ベルモントダービー招待Sなど北米G1を4勝している。JRAの現役産駒はエリカアンディーヴ、マイネルビジョンの2頭。