12月14日の中山6R・2歳新馬(ダート1800メートル=15頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだワンカードフェロー(牡2歳、美浦・嘉藤貴行厩舎、父アメリカンファラオ)が、ゴール前の叩き合いを制してデビューV。勝ち時計は1分57秒0(良)。
スタートを決めて先団につけると、道中は終始外、外を追走。直線半ばで先頭に立つと、ゴール前ではジェシーテソーロ、タイセイデクスターと3頭横並びの接戦を頭差で振り切って、初陣を飾った。ルメール騎手が「スタートも良く、真面目。折り合いもついたし、併せてから頑張ってくれた。パワーアップしたらいい馬になる」と話せば、嘉藤貴行調教師も「緩さがあったので、ひと叩きされて良くなりそうだし、成長力もありそうです」と今後の伸びしろに期待した。