【中京9R・スポーツ報知杯中京2歳S】アメリカンステージが初芝で圧逃 岩田康誠騎手「乗り心地が全然違う」

岩田康誠騎手騎乗のアメリカンステージがスピードの違いを見せつけ逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
岩田康誠騎手騎乗のアメリカンステージがスピードの違いを見せつけ逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)

 12月14日の中京9R・スポーツ報知杯中京2歳S(2歳オープン、芝1200メートル=11頭立て)は、アメリカンステージ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父イントゥミスチーフ)が単勝2・2倍の1番人気に応えて勝利を収めた。勝ち時計は1分9秒1(良)。

 スピードの違いでハナを切り、レースを引っ張った。リズム良く先頭を走り続け、直線で追い出されると瞬時にギアを上げて加速。岩田康誠騎手のアクションに力強く呼応し、2着のポッドベイダー(荻野極騎手)に3馬身半をつけて完勝した。連闘、初の芝投入の影響を全く感じさせず、圧倒的な脚力で逃げ切った。

 鞍上は「(4コーナーでも)手応えがあったし、そこまでも余裕があった。返し馬も弾んでいるような感じで、その時点ですごいなと思っていた。たぶん芝ならG1でもドーンといくと思う。乗り心地が全然違う。すごいよ」と賛辞を惜しまなかった。

 矢作調教師は「(芝投入は)ひとつの賭けだったけど、それを超越するスピードを見せてくれた。これでレーティングを獲得したので、サウジに登録します。リヤドダートスプリント・G2(2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1200メートル)が本線だけど、これで芝という選択肢も増えました」と話した。

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