
◆第62回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月9日、中山・芝2000メートル=3着馬までに皐月賞の優先出走権)1週前追い切り=2月27日、美浦トレセン
前走の葉牡丹賞で中山競馬場・芝2000メートルの2歳コースレコードを記録したヴィンセンシオ(牡3歳、美浦・森一誠厩舎、父リアルスティール)は、小林凌太騎手を背に(レースはクリストフ・ルメール騎手)Wコースで5ハロン65秒4―11秒2をマークした。
サフランヒーロー(4歳2勝クラス)を半馬身後ろからぴったり追走。コーナーを抜群の手応えで回ると、直線では一杯に追われて2馬身先着を果たした。動きの良さは際立っており、前走からのさらなるパワーアップをうかがわせた。
森一調教師は「少し調整の遅れているところはありましたが、しっかりやって時計も良かったですし、これで解消されたと思います。体に張りもありますし、精神面もドッシリしてきましたね」と、手応えを口にした。