
◆第59回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月8日、阪神競馬場・芝1400メートル=3着馬までに桜花賞の優先出走権)1週前追い切り=2月27日、美浦トレセン
前走の新馬戦を単勝1・2倍の圧倒的な支持に応えて逃げ切ったインプロペリア(牝3歳、美浦・森一誠厩舎、父ロードカナロア)は、Wコースを6ハロン82秒4―11秒5で疾走。ライラスター(6歳2勝クラス)を1馬身余り追走すると、一杯に追われて内から併入。古馬相手でも優勢なフットワークで素質の高さを感じさせた。
森一調教師は「まだまだ体質が弱く、間隔を空けています。今回も当初は硬さがあり、皮膚病もかかりました。本当にいい頃に比べるとひと息ですが、いい動きだったと思います」と、慎重にジャッジした。