
3月9日に行われた中山9R・湾岸ステークス(4歳上3勝クラス、芝2500メートル=12頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだ単勝1番人気のスティンガーグラス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キズナ)が2馬身半差で快勝し、オープン入りを果たした。勝ち時計は2分33秒5(稍重)。
2か月半ぶりの実戦だったが、3角からまくり気味に進出を開始すると直線入り口では早くも先頭に立ち、そのままの勢いで押し切った。同馬は阪神JFなど重賞6勝を挙げたダノンファンタジーの半弟。3歳1月のデビュー戦で勝利を飾ったが、クラシックには出走できなかった。昨年8月に1勝クラスを卒業するとセントライト記念(5着)を挟んで、12月の中山で2勝クラスをクリア。それ以来となった昇級初戦を楽々と突破した。通算成績は7戦4勝。
遅れてきた大物の連勝にSNSでは「余裕の勝利」「やっぱりこの世代は強い」「相当強いなこれは!」「持続力すごいな」「長いとこホント強いねキズナ産駒」「圧勝やん」「これ重賞でもやれるのでは」「いよいよ覚醒」「思ってた以上だったな」「流石に地力が違う」「ここにいるような馬じゃないわな」「天皇賞に出ても面白い馬です」「ここでは完勝やね」「ここでは力が違ったかな」「楽勝過ぎる」などのコメントが寄せられている。