
◆第70回ダイオライト記念・Jpn2(3月12日、船橋・ダート2400メートル、重)
13頭立て(JRA4、南関東6、他地区3)で争われ、2番人気でミルコ・デムーロ騎手騎乗のセラフィックコール(牡5歳、栗東・寺島良厩舎、父ヘニーヒューズ)が、昨年のチャンピオンズC12着から巻き返し、連覇を飾った。23年みやこS・G3を含む重賞3勝目となった。JRA所属馬の勝利は3年連続。勝ち時計は、2分34秒7。
ダイオライト記念連覇は、1996年にJRAとの交流重賞になって以来、98、99年アブクマポーロ(船橋)、08、09年のフリオーソ(船橋)、15、16、17年に3連覇したクリソライト(JRA)に続く4頭目。
2着は3番人気のグランブリッジ(川田将雅騎手)、3着は6番人気のメイショウフンジン(酒井学騎手)とJRA勢が上位を独占した。
ミルコ・デムーロ騎手(セラフィックコール=1着)「とてもうれしいです。1年ぶりに乗った先週(の動き)がよかったので、馬を信じて乗りました。ずぶさは見せましたが、脚があると信じて3、4コーナーで上がっていって、直線も頑張ってくれるだろうと。(ずぶくて)競馬はしんどいけど、『負けたくない』という馬の気持ちが強いです」