【毎日杯展望】G1馬の弟キングノジョーが素質開花 2連勝中のリラエンブレムも好勝負は確実

毎日杯の登録馬。※騎手は想定
毎日杯の登録馬。※騎手は想定

 第72回毎日杯・G3は3月29日、阪神競馬場の芝1800メートルで行われる。

 前走の京成杯ではハイペースのなか、4角先頭から3着だったキングノジョー(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父シルバーステート)は半兄に天皇賞・春を勝ったジャスティンパレスがいる。前進気勢が強すぎる点が課題だが、新馬戦での強い勝ち方から素質は一級品。坂井騎手が美浦に駆けつけて1週前追い切りを消化しており、ここで賞金を加算しておきたい。

 リラエンブレム(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父キズナ)はまだ緩さが残る現状でも、新馬戦とシンザン記念を連勝と能力は相当。距離が1ハロン延びるが、持ち前の高いレースセンスでこなせそう。

 ネブラディスク(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父ドゥラメンテ)は前走の共同通信杯で4着。まだ良化の余地は残るが、加速ラップで3馬身差をつけた新馬戦が強い内容だった。ここでもひけは取らない。

 ファンダム(牡3歳、美浦・辻哲英厩舎、父サートゥルナーリア)はジュニアCを勝ち、マイルで2連勝。新馬戦は2歳コースレコード(当時)の快勝で、時計勝負になるようなら面白い。

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