【ドバイWCデー】日本勢3頭目のワールドカップ制覇なるか…日本調教馬Ⅴの歴史

ドバイワールドCに出走するフォーエバーヤング
ドバイワールドCに出走するフォーエバーヤング

 ドバイ・ワールドカップデー4競走(4月5日、UAEメイダン競馬場)の馬券がJRAから発売される。発売対象レースは、メインのワールドカップ(ダート2000メートル)ほか、シーマクラシック(芝2410メートル)、ターフ(芝1800メートル)、ゴールデンシャヒーン(ダート1200メートル)。

 メインのワールドCには、世界から注目されるフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)と23年の覇者ウシュバテソーロ (牡8歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)など日本馬が4頭参戦。25日現在、対象4競走には16頭の日本馬が参戦予定となっている。

 1996年に創設されたドバイワールドカップはナドアルシバ競馬場で開催。2010年から現在のメイダン競馬場で実施されている。過去の日本勢は、2001年のシーマクラシック・G2(当時の格)を勝ったステイゴールドを手始めに20勝をマーク。メインのドバイワールドカップは、東日本大震災が発生した直後の2011年にヴィクトワールピサが日本調教馬初勝利(当時の馬場はオールウェザー)。2023年にウシュバテソーロが2頭目の頂点に輝いている。

◆ドバイワールドカップデーの日本調教馬V(年、レース名、馬名、性齢、騎手の順)

2001 シーマクラシック  ステイゴールド(牡7)武 豊

2006 ゴドルフィンマイル ユートピア(牡6)武 豊

     シーマクラシック  ハーツクライ(牡5)ルメール

2007 デューティフリー  アドマイヤムーン(牡4)武 豊

2011 ワールドカップ   ヴィクトワールピサ(牡4)Mデムーロ

2014 デューティフリー  ジャスタウェイ(牡5)福永祐一

     シーマクラシック  ジェンティルドンナ(牝5)ムーア

2016 UAEダービー   ラニ(牡3)武 豊

     ターフ       リアルスティール(牡4)ムーア

2017 ターフ       ヴィブロス(牝4)モレイラ

2019 ターフ       アーモンドアイ(牝4)ルメール

2022 UAEダービー   クラウンプライド(牡3)レーン

     ゴドルフィンマイル バスラットレオン(牡4)坂井瑠星

     ゴールドカップ   ステイフーリッシュ(牡7)ルメール

     ターフ       パンサラッサ※(牡5)吉田豊

     シーマクラシック  シャフリヤール(牡4)Cデムーロ

2023 UAEダービー   デルマソトガケ(牡3)ルメール

     シーマクラシック  イクイノックス(牡4)ルメール

     ワールドカップ   ウシュバテソーロ(牡6)川田将雅

2024 UAEダービー   フォーエバーヤング(牡3)坂井瑠星

【注】※は同着

日本調教馬のドバイワールドカップデー勝利
日本調教馬のドバイワールドカップデー勝利

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