
こんにちは、山本です。本日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、今日はちょっと小忙しいので、久々に前振りゾーンは省略とさせていただきます。さっさと本題に移りたいと思います。
今日の栗東で藤岡厩舎に2頭の2歳馬が入っていることを確認。早速、藤岡調教師に話を聞きました。まずはフルムーン(牡、父ロードカナロア、母ムーンライトベイ)です。姉にシゲルピンクダイヤがいる血統。セレクションセールでノースヒルズが5000万円で落札しました。入厩前にもセリでの印象について「いい馬。血統も含めて、見れば明らかにスピードタイプという感じ」と藤岡調教師から聞いていたんですが、入ってからも「いいよ。しっかりしているし、筋肉量が多い。スピードタイプだろうね」と話していました。
もう一頭がレステダンルヴァン(牝、父キズナ、母ワイ)ですね。馬主は街風隆雄さんで、兄にアナレンマがいます。こちらも好感触で、「(フルムーンとは)タイプが違うけど、よさそう」と距離はもっとあった方が、という見立て。2頭とも、まずはゲートということで、調整を進めていくとのことです。
では、その他の2歳馬について。まずはワトルツリー(牝、父Frankel、母エリシェヴァ)ですね。前田幸治オーナーで、祖母にビリーヴがいます。父も含めて、気性面を気にする血統であることを踏まえつつ、「メチャクチャいい。体もある。バランスが非常にいい。血統的には短距離ですかね。大きいところを狙いたい」と手応えを持っている様子。スピードを生かすイメージですかね。
エルハーベン(牡、父モーリス、母ピュアチャプレット)は姉にオークス2着、桜花賞3着だったリリーノーブルがいます。馬主は社台オーナーズ。ちょっと調整は遅れているようですが、「体はすごくいい馬。体はすごく(姉に)似ている。長いところを走れる血。クラシックディスタンスで」と成長を促しつつ、来春を見据える一頭。厩舎ゆかりで言うと、ワントゥワンの23(牝、父マインドユアビスケッツ)もいます。祖母はワンカラットで、現3歳の兄にワンモアスマイルがいますね。「お母さんによく似ている。マイルの感じかなとは思うけど、スピードがありそうです」と分析します。
最後です。トレーナーが「メチャクチャいい」とひときわ声を弾ませたのがクラウンインジエア(牡、父モーリス、母ラヴァリーノ)です。馬主は矢野悦三さん。全兄には大阪杯勝ちのジャックドールがいます。今までもきょうだいを管理してきましたが、牝馬だと小さく出るらしいんですよね。「この馬は体もあるし、ジャックドールぐらい期待している。育成も順調で、早くから使えると思う」と確かな手応え。兄同様に中距離あたりからの使い出しをイメージしているようです。
ここまで書いていて、思ったけど、ゆかりの血統ばかり紹介していたなぁ。ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは
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