
美浦・堀宣行厩舎の海外遠征予定馬3頭が4月17日、Wコースで追い切りを行った。
ダートコースを半周したのち3頭併せを実施。先頭はケンタッキーダービー・G1(5月3日、米・チャーチルダウンズ競馬場、ダート2000メートル)に出走予定のルクソールカフェ(牡3歳、父アメリカンファラオ)、1馬身離れてチェアマンズスプリントプライズ・G1(4月27日、香港・シャティン競馬場、芝1200メートル)に出走予定のサトノレーヴ(牡6歳、父ロードカナロア)、さらに1馬身後ろにクイーンエリザベス2世C・G1(4月27日、香港・シャティン競馬場、芝2000メートル)に出走予定のタスティエーラ(牡5歳、父サトノクラウン)という隊列でスタートした。
4角で3頭が並ぶと、最内に進路を取ったタスティエーラが直線で仕掛けられて一気に加速。馬場の五分どころで瞬発力を見せ、真ん中のサトノレーヴに2馬身、外のルクソールカフェに2馬身半先着した。昨年冬の香港Cでは3着と舞台適性も申し分なく、23年のダービー馬は今回も好走が期待できる仕上がりだ。
タスティエーラは6ハロン83秒6―11秒1。サトノレーヴは6ハロン84秒0―11秒4(馬なり)、ルクソールカフェ・6ハロン84秒6―11秒4(馬なり)だった。