
米最高峰のG1・ケンタッキーダービー(現地時間5月3日、チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)でルクソールカフェ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父アメリカンファラオ)に騎乗するジョアン・モレイラ騎手が4月17日、美浦トレセンで意気込みを語った。
前走の伏竜Sに続き連続騎乗となる同馬を「いいパフォーマンスで勝ってくれている」と高く評価。「ケンタッキーダービーは強い相手になるが、日本の馬がドバイなど海外で活躍しているし、今までのパフォーマンスなら頑張ってくれると思う」と力を込めた。
ルクソールカフェは同日、香港遠征するタスティエーラ、サトノレーヴと美浦・Wコースで3頭併せを実施。2頭を先導し6ハロン84秒6―11秒4を馬なりでマークした。堀調教師は「前走後もカイ食い、健康状態は良好です。3頭併せの先頭で八分くらいの感じで伸ばしましたが、手前変換もスムーズで息も良かったです。課題の多い若い馬でいろいろなことが初体験になるので、今回はかなり厳しいでしょうが、そうしたことを経験することが次につながってくると思っています。21日に出発します」と話した。