
2020年、2021年の宝塚記念連覇などG1・4勝を挙げたクロノジェネシスの初子になるベレシート(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父エピファネイア)が4月18日、栗東トレセンでゲート試験に合格した。
同馬は先週11日に栗東へ入り、調整を続けていた。母も手がけた斉藤崇調教師は「エピファらしい口向きの難しさはありますが、これから成長してくれれば」と期待。今後は放牧に出され、さらなる良化を促していく予定だ。
また、この日は母の主戦でもあった北村友一騎手=栗東・フリー=が騎乗した。「お母さんの気の強さとお父さんの気の強さをしっかり受け継いでいる。リラックスして走っている時の背中の感触やフットワークはいいモノがあります」と説明する。やはり、ともに日本競馬のトップを走ってきた名牝の子供への騎乗は特別な思いがある様子。「他の馬とは違うワクワク感がありました。成長を含めて、今後が楽しみです」と期待した。