
【阪神11R・アンタレスステークス】ミッキーファイトの中心は揺るがない。3走前のジャパンダートクラシックではサウジCを制した世界のフォーエバーヤングと0秒2差の2着。この馬のポテンシャルもかなりのもの。前走のフェブラリーSでは、1番人気に支持されたものの3着だったが、新馬戦以来のマイル戦で勝ち馬とは適性の差もあった印象。決して評価が下がる内容ではなかった。
この中間もしっかりと乗り込まれ、10日には美浦・Wコースで6ハロン79秒8―11秒0の好タイム。特に3ハロンは34秒9という、なかなか見られない数字で、ますますパワーアップしていることを裏付けている。初コンビのルメール騎手が乗った最終追い切りも豪快で、完璧に仕上がった。新潟や名古屋でも結果を出していて、初の阪神でも全く心配なし。重賞3勝目を挙げてさらなる高みへ。
ヤマニンウルスは59キロだった前走で0秒1差と復調の兆しをみせた。1800メートルで自分のリズムで運べれば。ハギノアレグリアスはチャンピオンズCで4着と衰えなし。ホウオウルーレットも展開が向けば浮上する。