
【中山11R・中山グランドジャンプ】ジューンベロシティから入る。前走の阪神スプリングJは向こう正面から勝ち馬の密着マークを受ける厳しい展開。それでも最後は首の上げ下げまで持ち込み、3着には5馬身差をつけた。障害重賞5勝目こそ手にできなかったが、地力は示した一戦だった。
1週前は9日の水曜に栗東・CWコース(6ハロン82秒8)で一杯に追われた後、12日の土曜には坂路で自己ベストに0秒1まで迫る4ハロン51秒0の好時計。今週もしっかりと負荷をかけられており、中4週と間隔の詰まったローテーションでも攻めの調整を施されている。
昨年のJG1は当レースが2着で、暮れの中山大障害は4着。2連覇中のイロゴトシが回避し、昨年の最優秀障害馬のニシノデイジーは引退。これまで大舞台で一線級と戦ってきた経験と実績を支持する。
スマイルスルーは逃げ切った重賞2勝を含む4連勝中。3走前にレコード勝ちしているようにスピードは相当。自分の形に持ち込めれば。同じく4連勝中のインプレスも底を見せておらず、障害重賞初挑戦でも侮れない。