予想が難しい(栗東)

ダノンキングリー
ダノンキングリー

 こんにちは、山本です。本日は西宮の自宅から、競馬を見ながらのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日はホントにどーでもいいことなので、前振りは短めに。最近のテレビで女優の鈴木保奈美さんをよく見かけます。鈴木さんといえは、個人的にはやっぱり「東京ラブストーリー」。当時は中学か高校生で、民放が2局しかなかった大分県だから月9ではなく、深夜の時間帯だったと思うけど、ガッツリ見てました。ちなみに、今も大分県は月9といえばドラマではなく、恐らく「しゃべくり」のはずです。

 あの「東京ラブストーリー」、昔はあの優柔不断なカンチのせいで鈴木さん演じるリカが可哀想だと思っていました。しかし、時は流れ、数年前に久々に見ると、リカは何て自己中なオンナなんだと怒っている自分がいる。いや~、人の感情なんてすぐ変わるものですな。まっ、当時はまともな恋愛なるものをしてもなかったですから。映画やドラマなんて、見る時期によって、本当に印象が違うんですよねぇ。結構、歳を取った今、よく分かるようになりました。もし、あのドラマの世界に自分がいれば、カンチのような行動を取っていたような気がする…。

 鈴木保奈美さんも還暦間近かと思いつつ、自分が50歳間近に迫っていることに驚いたところで、そろそろ本題へ。

 今日は寺島厩舎の2最馬を取り上げたいと思います。そろそろ、クラシック系の大物を期待したいのですが、バリエーションが豊富で、なかなかどの馬が出てくるか、予想が難しいんですよね。

 まずは、すでに1頭がゲート試験に合格しています。シーミハットク(牡、父オルフェーヴル、母ブルーミンバー)です。祖母に重賞勝ちのタヤスブルームがいて、母もフラワーCで2着に入りました。「オルフェでも、すごくどっしりしていて、動きも社台からいいと言われてましたが、良かったです。大人びていますね」と寺島調教師。非常に感触がよかったようで、6月の阪神や東京でのデビューをイメージしているようでした。速攻系要員ですね。

 ここからは春先のPOG取材会。まずは分かりやすい血統馬。グラディオール(牝、父リオンディーズ、母インダクティ)ですね。馬主はサンデーR。全兄インダストリア、兄ケイデンスコールの重賞ホースを持つ血統です。「ちょっと牝馬らしく、小柄でそこまで馬格はないけど、そのぶんスピードはすごくありそうで、マイルぐらいのイメージ。いかにもリオンディーズという感じ」と分析します。大まかなイメージでは、兄たちと重ね合わせてもいい感じでしょうか。当然、早期の可能性もありそうな感触で、そのあたりはまた話を聞きたいと思います。血統馬では母にアルゼンチンのG1勝ち馬を持つカラバッシュ(牡、父サートゥルナーリア、母ミスセレンディピティ)もいますね。馬主はシルク。

 続いてはショウリュウムーンの23(牡、父ダノンキングリー)です。馬主はダノックス。兄に重賞勝ち馬のショウリュウイクゾがいます。お父さんは注目を集めるコントレイルの陰に隠れがちですが、ディープインパクトを父に持つ今年の新種牡馬です。「秋ぐらいになるかなという感じ。動きは背中も含めて、すごくいいとのことです。スピードは多分あると思うので、1600ぐらいで楽しみかな」と説明します。兄姉というよりは、父の特徴がよく出ているということか。元々、成長曲線は緩やかな一族ですが、今後の成長値込みで見たい存在ですね。

 ゴールドアクセス(牡、父ゴールドアクター、母ゴールドエルフ)は全姉が同じ寺島厩舎でオープンまで出世したゴールドプリンセス。「ちょっとお姉ちゃんとはタイプが違う。小さいです。温かくなって、少し大きくなってくれればと思うけど、逆に言うと変な重苦しさはない。お姉ちゃんは距離延ばしていいところを見せてくれた。ゴールドアクターも走っているし、クズの出ない血統ですからね」とのことで、こちらも成長を見極めつつでしょうね。厩舎ゆかりでは現5歳のモックモックの下になるトール(牡、父スマートオーディン、母ジュピターズビコー)も「馬格がしっかりしています。体つきは現段階でモックモックより良い感じです」とのことでした。馬主は山口正行さん。

 あとはブルーミストの23(牡、父ディスクリートキャット)は「馬がすごく良かった。馬格があって、結構早めからやっています」も感触がよかったですね。馬主はゴドルフィン。お父さんから砂短距離になるのかな、とは話していました。最後にシャルメーヌ(牝、父エピファネイア、母セカンドワルツ)。馬主は三田昌宏さん。「いかにもエピファネイアっぽいというか、ただゴロンと大きいわけでもなくて、ちょうどいいぐらいのサイズ。雰囲気がいいですね。順調にいっているので、夏ぐらいのデビューでいけるかなと思う」とこちらはクラシック路線の期待でしょうか。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

福島5R・11クラシカルカイザー(前走は最内枠から最後方追走、大外を回るロスの大きな競馬になった。普通に流れに乗って、末脚生かせば即勝機)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

中山2R・2サラサラヘアー(発馬が速いと聞いていたが、ダッシュつかず。とはいえ、最後に伸びて、能力は示した。2戦目、発馬五分なら)

阪神5R・9ルクスフレンジー(若さ全開ながら、ゴール前だけ伸びた前走を評価)

阪神11R・3サクセスアイ(道中の接触で不完全燃焼だった2走前の舞台に戻って)

 今日はここまで、また来週です。ではでは

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