
◆第22回福島牝馬ステークス・G3(4月20日、福島競馬場・芝1800メートル=1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権、良)
牝馬限定重賞はフルゲート16頭で争われ、田辺裕信騎手が騎乗した1番人気のアドマイヤマツリ(牝4歳、美浦・宮田敬介厩舎、父キタサンブラック)が前走の3勝クラス・スピカSからの連勝で重賞初挑戦Vを飾った。田辺裕信騎手は2018年のトーセンビクトリー(4着)以来、7年ぶり6度目の騎乗で初勝利。現在、福島で行われている4重賞の完全制覇となった。JRA重賞勝利は2013年から13年連続、通算46度目。勝ちタイムは1分46秒2。
2着は6番人気のフェアエールング(丸山元気騎手)、3着は8番人気のフィールシンパシー(横山琉人騎手)だった。
田辺裕信騎手(アドマイヤマツリ=1着)「前走から乗せてもらってすごいいい雰囲気で勝つことができた。ある程度先手を主張したい馬が何頭かいたので、控えすぎず流れに乗れて良かった。手応え良く回ってこられました。最近は調教からも雰囲気が良かったので成長力もあります。(福島4重賞全制覇は)うれしいですね。福島牝馬Sは乗りに来られるのがなかなかなかったので、せっかくの機会だから取りたいと思っていました。この馬もまだまだ走れる馬ですし、これから大きいレースに使ってくると思うので頑張ってくれると思います」