【フローラS】2ハロン延長でチャンス拡大 3度目の重賞挑戦でエストゥペンダがタイトル奪取だ

強いライバルと戦ってきたエストゥペンダ
強いライバルと戦ってきたエストゥペンダ

◆第60回フローラS・G2(4月27日、東京競馬場・芝2000メートル)

 オークストライアルの第60回フローラS・G2(27日、東京=2着までに優先出走権)にエントリーしているエストゥペンダはG3で連続3着。3度目となる重賞挑戦でタイトル奪取を狙っている。

 2走前のフェアリーSは勝ち馬エリカエクスプレスが桜花賞5着。前走のクイーンCは勝ち馬エンブロイダリーが桜花賞を制し、2着のマピュースは桜花賞4着。ここ2戦の上位馬は牝馬クラシック初戦で上位に顔を出している。高柳瑞調教師は「距離はむしろこれくらいあった方がいいと思う」と2ハロン延長でチャンスが広がるとみていた。

 1週前追い切りは美浦・Wコースで古馬2勝クラスに2馬身先着。ラスト1ハロンは11秒2(6ハロン82秒9)と目立つ動きを披露した。高柳瑞師も「良かったですね。併せ馬で反応を見る程度だったけど、よく動けている」と合格点。小柄で馬体の維持が課題の馬だが、「今回は少し早めに(トレセンに)入れて整えて、今のところうまくいっています」と順調。3走目の正直で結果を出して、オークスに堂々と駒を進めたい。(西山 智昭)

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