ドラマの始まり(栗東)

栗東に入ってきたソダシの妹マルガ
栗東に入ってきたソダシの妹マルガ

 こんにちは、山本です。本日は栗東からのパッチパチ。ではでは、いってみましょうか♪

 さて、困っています。月曜日のこと。会社から支給されているパソコンの交換を行いました。以前のパソコンを使って、6~7年ほどでしょうか。すっかり、使い慣れていました。だから、機能などはしっかりしていると思う新パソコンですが、実に使いづらい! 以前のパソコンに入れていたデータなどの移行に、どれだけ時間がかかったことか…。

 何より面倒くさいのが、このパッチパチを含めた単語の変換です。まぁ、思うように変わってくれない。厩舎とか好位とか、競馬用語っぽいのは仕方ないんですよ。けど、どう考えても、そんな変換になる? と怒りたいものが頻発しております。「きょう」→「キョウ」とか「おもいます」→「おもいま酢」とか、「シャープに伸びた」→「シャープにのび太」などなど。いや、ドラえもんファンじゃないし、なんで「ます」の「す」だけに反応して、「酢」になるのか…。まぁ、突っ込んでも仕方ないし、なるべくイライラしないように、共存をはかっていきます。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報をお伝えしましょう。

 本日、中内田厩舎で3頭の2歳馬がゲート試験に合格しました。まずはコニーアイランド(牝、父コントレイル、母ヤンキーローズ)。3冠牝馬リバティアイランドの妹という超良血です。福永助手は「まだ、上と比較できる時期ではないと思いますが」という前置きがあったうえで、「兄姉たちと比べても、性格的には素直で真面目という感じがします。これからいい方に成長していってほしいですね」と説明します。

 フィロステファニ(牝、父エピファネイア、母スキア)は皐月賞馬ソールオリエンスの妹。「いいモノを持っている馬だと思います。少し前向きすぎるぐらいの気性なので、これからコントロールが利きやすく、うまく調整していきたいですね」と福永助手は語っていました。あと、もう一頭は兄にアイスバブルがいるストロベリーツリー(牝、父キタサンブラック、母ウィンターコスモス)です。

 続いては須貝厩舎。栗東に入ってきていたんですよ。白毛のアイドル、ソダシの妹になるマルガ(牝、父モーリス、母ブチコ)です。須貝厩舎では今日の栗東で姿を見ましたが、なるほど、確かに白い…。須貝調教師は「ゲートが難しい血統なので、慎重にやろうかなとは思っています。馬体はとてもいいですよ。お兄ちゃんも管理したけど、やはり牝馬でもあり、ソダシに似ているなと感じます」といい感触を持っている様子。また、白毛のドラマが生まれるのか。今後の取材が楽しみです。

 須貝厩舎は今日の栗東にアニマレイ(牡、父ニューイヤーズデイ、母ガルデルスリール)も入ってきましたよ。馬主はリビエールRで、姉にモリアーナがいる血統。レクト当歳セールでは5800万円で落札されています。

 続いては田中克厩舎。先週、栗東に初の現2歳世代が入ってきました。実は今年、POG取材会を行っていただいたのですが、その中で期待の高さが伝わってきたパウンドフォーワン(牡、父コントレイル、母マダムクレアシオン)も入ってきていたんですよ。「見た目からすごくいい馬です。誰が見ても分かりやすい、いい馬って感じ。生まれた時から形がよくて、格好良くて。期待しています。この血統だし、王道を歩んでほしい」とトレーナー。実は義理の父にあたる矢作調教師からも後日、「あの馬はいいぞ」と思わぬ太鼓判を聞きました。そう、ダービー馬ロジャーバローズの妹になる母は、矢作師が管理していたんですよね。

 もう一頭が英国産のマカホウ(牡、父Kingman、母J Wonder)です。「牧場で動かしたら、いい動きをしたと聞いています。スピードがありそうで、早めにいけたら。かっこいい馬。スピードタイプで適性は短めかな」と分析していました。田中克厩舎は魅力ある2歳馬も多かったですし、また今度、しっかりとお伝えします。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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