
◆第60回フローラS・G2(4月27日、東京競馬場・芝2000メートル=1、2着馬にオークスへの優先出走権)追い切り=4月24日、美浦トレセン
3連勝で重賞初制覇を狙うヴァルキリーバース(牝3歳、美浦・田中博康厩舎、父エピファネイア)が、Wコースで素軽い動きを披露した。外ルージュアベリア(4歳3勝クラス)を追走する形から、6ハロン82秒3―11秒6を馬なりでマークして併入に持ち込んだ。
田中博調教師は「(前走の)フリージア賞を使う時より、明らかにコンディションは上向いている。1歩目の動き出しなどの課題は取りきれていないが、そのへんも日頃の調教の動きなどでは日に日に良くなっている感触はある」とうなずいた。6か月の休み明けだった前走は、スタートで出遅れて道中で上がっていく粗削りな内容で勝ち切っており、上積みは大きそうな雰囲気だ。