こんにちは、山本です。本日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、今日の報知新聞は栗東でオッサン３人が取材。その記者席です。ポストマンこと本紙山下記者が「ちいかわパークできるんですね」と一言。何のこっちゃとキョトンとしていると、ワタクシと同い年だけど随分と歳上に見える戸田記者が「ヤマタケさんが知ってるワケないやろ」と冷静かつ正確な突っ込み。そして、こう続けます。「ちなみに、すみっコぐらしは知ってますか」。再びキョトン。何より驚いたのが、山下記者だけでなく、ワタクシよりはるかに年配に見える戸田記者も知っていることでして…。
最近、猛烈に増えてきているんですよ。昔は「あ～、何か聞いたことある」だったことが「何じゃそりゃ。聞いたこともない」と全く分からないっていう事態。情報ゼロは何をかけてもゼロというわけで、思い出しようもない。となると、やることはすぐにスマホを取り出し、情報をチェック。こんな情けない動作の繰り返しです。で、先ほどちいかわパークとすみっコぐらしを調べたけど正直、まだ面白さやかわいさなどが分かっておりません。ただ、感性が鈍くなっているだけなのか…。
ということで、そろそろ本題へ。まずは栗東からのナマ２歳馬情報から。今日、松下調教師への取材中に聞いてみたんです。Ｇ１馬レシステンシアの弟になるバルセシート（牡、父キズナ、母マラコスタムブラダ）について。２日前に北海道の牧場で見てきたというんですよね。「よくなっていました」とメッチャ即答でした。「大きくなっているんですよね。牧場の評価は非常に高いです」。実はこの馬、最初の募集時に４００キロを切るぐらいの馬体重で、満口にならなかったらしいんですよ。だけど、今は４４０キロ台。随分と成長が感じられます。現時点では夏前の移動予定とか。とにかく、期待値が高まる存在です。あと、明日の栗東にキャンディード（牡、父トーセンラー、母ストロボフラッシュ）が戻ってくるようです。
では、ここからＰＯＧ情報。今日は上村厩舎のＰＡＲＴ２です。ＰＡＲＴ１は３月２６日に更新されております。
まずは旬なところから。リリーオブザヴァレーの２３（牡、父ロードカナロア）です。馬主は林田祥来さん。そう、つまりは「ベラジオ」さんで、父もロードカナロアということで、ベラジオオペラと重なっちゃうんですよね。この血統は兄にヴァンキッシュラン、姉にビヨンドザヴァレーがいて、セレクト１歳セールで１億９０００万円がつきました。「すごく雰囲気のある、いい馬です。中距離ぐらいじゃないかと思います。王道路線でいきたい。いつ見てもいい雰囲気でいる馬だし、誰が見てもいい馬だなと思うような馬です」と上村調教師の評価もかなり高い。注目を集めることになるんでしょうが、当然見逃せない存在です。
同じ父の産駒ではセコンドピアットの２３（牝、父ロードカナロア）もいます。全姉に驚異のレコードで重賞を勝ったトロワゼトワルがいます。「いい馬ですよ。馬体を見ても、何か雰囲気のある牝馬です。調教も馬に合わせつつ。マイル前後になるのではないかなと思う」と評価は高く、スピードを生かすタイプになりそうですね。
あとは現２歳世代から預託が始まるロードＨＣから２頭。「いい血統の馬を用意してもらいました」と笑みを浮かべます。ロードフリューゲル（牡、父ロードカナロア、母フラーティングアウェイ）は伯父にカーリンがいる血統。血統的には短いところでしょうが、「そこまでそんな感じには見えず、距離は保ちそうな印象ですけどね。（距離の見極めは）栗東に入れてきてからになると思います」と冷静に分析します。
もう一頭はリフルフォース（牝、父ロードカナロア、母イトワズマジック）。こちらは兄に現オープンのロードフォアエースがいますね。「面白いかなと思います。どちらかと言えば芝のような気もする。（育成は）ぼちぼち進めていますけど、馬の成長に合わせながら見ていきたいと思います」と説明してくれました。
さらにカナロア産駒。マイケルバローズ（牡、父ロードカナロア、母アルーリングハート）です。祖母にアルーリングボイスがいる血統です。こちらは３月下旬の時点で、すでに栗東近郊まで移動していました。「馬格があって、５００キロちょっとあるのかな。筋肉質で芝の短いところかなと思う。早いデビューができそう」と速攻系の見立てですね。
ネバーギブアップの２３（牡、父Ｃｉｔｙ ｏｆ Ｌｉｇｈｔ）も栗東の近くまできています。馬主は辻子依旦さん。「筋肉質な馬。ダートになるとは思いますけど、これはいい馬ですよ」と力を込めます。最後にミスティックレナン（牡、父Ｃｒａｃｋｓｍａｎ、母Ｒｕｅ Ｒｅｎａｎ）です。父はフランケルの初年度産駒で欧州Ｇ１を４勝。「馬格があって、いい馬ですよ。５２０キロぐらいあります、調教もそれなりに進んでいるし、期待している馬です」。向こうの馬にありがちな重さがなく、その点も頼もしいですね。
今日はここまで、また明日です。ではでは
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