
【京都11R・マイラーズカップ】今年はG1馬の出走がなく、頭数こそ少ないものの混戦の予感がする。◎にはロングランをチョイスした。7歳を迎えたが、前走の小倉大賞典ではハイペースのなか、直線で豪快に伸びて重賞初勝利を挙げた。さらに地力を強化した印象で、今がピークとも思える。
この中間も美浦・Wコースで切れのある走りを見せている。23日の最終追い切りでは四肢をピンと伸ばし、楽に6ハロン84秒1―11秒5を出した。抜群の動きで、体調は万全と言っていい。
ポイントはデビュー以来初となるマイル戦だが、近走は2000メートルよりも1800メートルで結果が出ている。1ハロンの短縮は全く問題ないだろう。この頭数なら、スローぺースで追走にも苦労するとは考えづらく、流れ次第で自在に動ける岩田康騎手の手綱がさえ渡る。
ニホンピロキーフは昨年の当レースでソウルラッシュ、セリフォスのトップマイラー2頭に続く3着。前走はスタート後に挟まれる不利もあり、直線平坦の京都で反撃がある。マイペースに持ち込めるセオの粘り込みにも注意が必要だ。