【ユニコーンS】前走が8馬身差の大楽勝クレーキング 中舘調教師「精神力が強い」

クレーキング
クレーキング

◆第30回ユニコーンS・G3(5月3日、京都競馬場・ダート1900メートル)=4月28日

 非凡なポテンシャルを秘めるクレーキング(牡3歳、美浦・中舘英二厩舎、父ナダル)が満を持して重賞初挑戦Vに挑む。前走は1月の1勝クラスをノーステッキで8馬身差をつける大楽勝。4角先頭から後続をグングン突き放した内容は、強烈なインパクトを与えた。中舘調教師は「どんなレースもできるのは強み。精神力が強いのだと思います」とストロングポイントを挙げた。

 その後はUAEダービーから招待があったものの辞退。前走後に疲れがあったことや脚元も考慮し、万全を期してここまで待機した。トレーナーは「将来をすごく買っている馬なので大事を取りました」と説明。それだけに先々を見据える上でここは是が非でも手にしておきたいタイトル。2走前に3/4差の2着に敗れた勝ち馬ナチュラルライズは、その後の京浜盃を6馬身差Vと重賞でも戦える下地は十分ある。将来性豊かなナダル産駒の進撃がここから始まる。

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