
こんばんは、坂本です。今日は美浦トレセンからお届けします。
さて、今朝は午前6時の調教開始時間こそ涼しかったですが、太陽が昇ると汗ばむ陽気ですね。もう春から初夏を思わせる気候です。ちょっと前に書きました我が家の庭に植えた高麗芝も青々として成長しているのはうれしい限りです。
しかし驚かされるのは、雑草の生命力というか成長力ですね。抜いたはずが、また気がつけば生えており、高麗芝などよりも丈が伸びているのにはある意味感心させられます。芝の張り替えで余ったスペースに花の種を植えたところ、そこからもにょきにょきと芽が出てきましたが、こちらは雑草と間違えて抜かないように気をつけなくていけません。だいぶ蚊も飛んでいる時期になりましたが、「庭いじり」に精を出したいと思います。生き物相手で簡単ではないからこそ、やりがいがありますね。
そんなところで本題へいきましょう。今日は斎藤誠厩舎の2歳の話題からです。ウィングブルー(牝、父アドマイヤマーズ、母パーリーアヴェニュー)は、6月22日の芝1400Mか芝1600Mの東京・新馬戦でのデビューを目指していくそうです。斎藤誠調教師は「スピードがあります。仕上がりがいいです」と期待を込めます。初年度から桜花賞馬エンブロイダリーが誕生した父の産駒で、祖母パーリーシェルズはヴェルメイユ賞・仏G1の勝ち馬という血統。23年のセレクトセール当歳部門で2400万円で落札されています。
また5月2日にゲート試験に合格したジーネキング(牡、父コントレイル、母セカンダリーマーケット)も、3回東京開催中のデビューを考えているそうです。こちらは24年のセレクションセールで7200万円の高額で落札されました。現在は放牧先で調整を進めており、指揮官は「しっかりと牧場で乗り込んでいます。期待馬。体の柔らかさがあります。こちらもスピードがありそうです」と評価は高いですね。
ヴンダーバール(牝、父ナダル、母モンオール)も、すでにゲート試験に合格して放牧に出ています。これはダートの長いところをイメージしているそうで、夏の北海道デビューを考えているそうです。17年のフェブラリーSなどG1級を5勝したゴールドドリームを伯父に持ち、血統的な魅力も十分ですね。
そして5月2日に美浦でゲート試験に合格したラプランセス(牝、父エピファネイア、母レジーナドーロ)は、「気性もいいし、かなり期待してます。洋芝に行こうかとも考えています」と北海道シリーズでのデビューなども選択肢に入れていくようです。祖母に桜花賞馬レジネッタを持つ血統で、指揮官のトーンの高さもあって楽しみです。
それでは今日のところはこのへんで。
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