【エンプレス杯】オーサムリザルトは初黒星でデビュー9連勝ならず 武豊騎手「相手がしぶとくソワソワするところも」

初黒星を喫したオーサムリザルト(左)
初黒星を喫したオーサムリザルト(左)

◆第71回エンプレス杯・Jpn2(5月14日、川崎競馬場・ダート2100メートル、稍重)

 古馬牝馬による交流重賞は11頭(JRA5、南関東4、他地区2)によって争われ、単勝1・2倍で1番人気、武豊騎手が騎乗したJRAのオーサムリザルト(5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ジャスティファイ)は2着。デビュー9戦目で初の黒星となった。

 昨年のこのレースで重賞初V。続くブリーダーズゴールドCも勝った。秋のブリーダーズCディスタフ・米G1は直前で出走取消も、今年初戦のクイーン賞を制し、連覇を狙ったがかなわなかった。

 勝ったのは2番人気のJRAのテンカジョウ(松山弘平騎手)。3着は3番人気でJRAのアンモシエラ(横山武史騎手)が入った。勝ちタイムは2分15秒2。

 武豊騎手(オーサムリザルト=2着)「周りがガチャガチャするところはあったけど、ずっと落ち着いて走れていた。直線を向いた時に差せるかなと思ったが、相手がしぶとく、ソワソワするところもあった。連勝がストップしたのは残念ですが、また頑張りたいです」

 横山武史騎手(アンモシエラ=3着)「テンションが高いのはいつものことですし、具合は悪くなかったです。前半はリズムを大事に運び、向こう正面から内をうまくさばいていけました。最後は距離のぶんもあったと思います」

 藤岡佑介騎手(ネバーモア=4着)「初モノ尽くしのなかでしたが、やりたい競馬はできました。久々の左回りに、急なコーナーも慣れていないので、ふくれて置かれるところもあったが、一線級相手によく頑張ってくれた。経験を積んで、どこかで逆転できれば」

 石川倭騎手(サンオークレア=5着)「ペースが流れて競馬はしやすかった。リズム良く走ってくれたし、最後までしぶとく脚を使ってくれました」

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