芝でも砂でも(栗東)

リアライズグリント
リアライズグリント

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日は久々の小忙し。ということで、前振りゾーンは省略とさせていただきます。ごく一部のマニアックなファンの皆さん、申し訳ありません。

 では、早速本題です。今日は短期間に詰め込んでいます、矢作厩舎のPART3です。というのも、今週は栗東で久々に矢作調教師と遭遇。少しだけ、2歳馬に関する情報を聞けたからです。現時点で栗東への早めの移動を考えているのは2頭。5月3日の更新分で触れたオーヴィレールの23(牡、父サートゥルナーリア)、それにトレーナーの推し馬として名前もあったリアライズグリント(牡、父キタサンブラック、母マドラスチェック)です。

 この馬は今福洋介さんがセレクト1歳セールにて、1億5000万円で落札しました。お母さんは交流重賞の勝ち馬。「ダートだと思うけど、とてもいい馬で、セレクトの時から注目していました。ダートだね。セリで見たいいイメージを維持。キタサンブラックらしいけど、母系を考えるとダートかなと思います」と砂路線を見据えた一頭と言えます。ただ、番組編成を考えると、芝からというパターンもあるかも。いずれにせよ、センセイの評価が非常に高い一頭だったことはお伝えしておきます。

 ここからは4月末に聞いた話のまとめ。まずはダートというつながりで言えばアンジュプロミス(牝、父ドレフォン、母サンビスタ)になります。馬主は竹下浩一さん。母はチャンピオンズCの勝ち馬で、兄にジレトールがいる血統です。現在は479キロ。「当然、ダート馬。馬としてはいいんじゃないかと思う。気性もいいし、素直な感じがします」とのことで、早期の動き出しも視野に入るほど順調とのことです。

 続いては、やっぱりコントレイル産駒。まずは藤田晋オーナーのカットソロ(牡、父コントレイル、母スルターナ)です。近親にディープボンドがいる血統ですね。522キロと結構な大型馬。「早いタイプではないけどね」と前置きがあったうえで、「動きはしなやか。少し遅れたけど、徐々によくなってきているイメージ。マイルあたりになるかな」と冷静に分析してくれました。体はかなりゴツいみたいですよ。

 あと、この馬はねぇ、隠し玉というか、最初に推し馬として聞いた時は正直、ピンとこなかったのですが、テルヒコウ(牡、父コントレイル、母ミッシングリンク)です。母は交流重賞の勝ち馬。馬主は小田吉男さんです。現在は475キロ。「割と生まれてすぐから見ていて、その時からいいと思っていました。そのまま成長してくれて、コントレイルらしい、いい感じだね」。母系はダートなんですけど、「この馬はコントレイルっぽいので、芝でもと思っています」と熱量が強いんですよ。ただ、成長曲線は緩やからしく、ゆっくりと進めていくようです。

 あとは今日の流れというか、ダート色を感じるのがスウィッチインラヴ(牝、父コントレイル、母スウィッチインタイム)です。馬主はDMM。セレクト当歳セールで1億7000万円がつきました。現在437キロ。

「体よりは大きく見せる、いい馬ですよ。そんなに遅くはならないと思う。(セリの時は)コントレイルっぽさがあるというところが魅力で買いました」と説明してくれました。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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