
【京都11R・鞍馬ステークス】17日は雨の影響を受けることが予想され、力を要する馬場コンディションに。道悪適性も重要なファクターになってくる。そこで◎アナゴサンだ。重馬場だった前走の東風Sは好発を決めると、ハナを切って速いペースで飛ばした。さすがに坂を上がって最後は苦しくなったが、3着に粘り評価できる内容だった。リステッドでは4度目の3着。今回のオープン特別なら上位の力がある。
強調したいのは渋った馬場での実績だ。芝の稍重~重では【2・1・2・1】と、5着以下は一度もない。7歳でも中間の動きは活気十分で、いい状態で出走できる。初の1200メートルだが、スタートの速い馬で対応可能だ。他馬が道悪に苦しむようなら、まんまと押し切って不思議ない。
グランテストはここ2戦は重賞で好走しているように、能力は十分。2走前に稍重で2着と、ある程度の渋化ならこなせる。ナナオのここ2戦は外枠が響いた印象。この馬も道悪は3戦して2勝、2着1回とめっぽう得意で、56キロさえ克服できれば上位争いになる。