
【京都11R・栗東ステークス】ハンデ戦のリステッドだが、重賞並みにハイレベルなメンバーがそろい、好カードとなった。◎には関東馬バトルクライを指名する。23年の根岸Sでレモンポップの3着など、実力は折り紙付きだったが、1年の長期休養などで調子を上げるのに苦労していた。
しかし、2走前の千葉Sで3着に入ると、前走のオアシスSでは直線の激しい攻防を制して23年5月の欅S以来、1年11か月ぶりの勝利。58キロのトップハンデタイで勝ち切る着差以上の強さだった。これがオープン3勝目で、いい頃の走りを取り戻した。
追い切りではそれほど動かないタイプで、平凡な調教内容だが問題なし。実戦に行けば力を出せる。58・5キロのハンデも想定内で、過去2勝の岩田望騎手とのコンビも心強い。賞金を加算して、重賞の舞台に進みたい。
ハンデ56キロの2頭が強敵。ニシキギミッチーはとにかくこの舞台が合うようで、3戦して3勝。前走も圧巻の差し切りで、前が止まるようなら差し込んでくる。ダートに転じて2戦2勝のジャスティンアースも差はない。