ゆかりの子たち(栗東)

ルージュソムニウム
ルージュソムニウム

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、お知らせです。本日から週末までの3日間、どーでもいいけど読んでくれている人も多い「前振りゾーン」は省略させていただきたいと思います。理由は単純に忙しい…。ダービーや有馬の1週前って、何かと仕事が多いのです。今年も何やかんやと巻き込まれ、いやいや、仕事をいただいて(笑)。とはいえ、ドラフト前の時期に更新を止めるワケにもいきませんから、POG情報は発信していきます。

 今日は中内田厩舎から。重賞勝ち馬の初子になるアンドゥーリル(牡、父サートゥルナーリア、母アンドラステ)がゲート試験後の放牧から戻り、調整を再開しています。開幕週の6月7日、阪神芝マイルでのデビュー予定です。今週の坂路ではラスト1ハロン11秒9をマーク。「この時期の2歳馬としては、しっかりとした感じで、調教でもやればまずまずの時計が出ます。もう少し、バランスよく、走れるように整えていきたいですね」と福永助手は説明しています。

 タフクッキー(牝、父ロードカナロア、母ウーマンズハート)は新潟2歳S勝ち馬の母を持つ血統馬。ゲート試験に合格しましたが、在厩で調整を続けています。「乗り味がよくて、いいフォームで走れています。ちょっとピリッとした性格からも、マイルくらいが合いそうです」と福永助手。また、同じくゲート試験に合格したシックスリングス(牝、父エピファネイア、母ベストクルーズ)も在厩調整を続けています。「まだ幼さの残る感じですが、気のいいタイプではあります」と福永助手です。

 ここからはPOG紹介コーナー。須貝厩舎で3月下旬に行われた取材会から気になる馬を取り上げます。ちなみにPART1は4月3日更新分をご覧ください。

 まずはラヴリーティアラ(牝、父サトノクラウン、母ラヴアンドドラゴン)です。馬主は窪田芳郎さん。伯父にダービー馬のディープブリランテがいます。始動は秋以降の予定。「体がしなやかな感じで、いいスピードがありそう。まだ成長もあると思うし、楽しみにしています」と成長力を見込んでいます。サンデーRのペスキエーラ(牝、父ロードカナロア、母リナーテ)は、お母さんがサトノダイヤモンドの妹で須貝厩舎にいました。「うちの血統だからね。ちょっと時間は欲しいかな。お母さんっぽさは感じますよ」と懐かしい記憶をよみがえらせる存在です。

 ルージュソムニウム(牝、父ロードカナロア、母レッドリヴェール)はお母さんが須貝厩舎でG1勝ち。けど、なかなか子供で大物が出てこないんですよ。「うちのゆかりの血統。そろそろお母さんぐらいの活躍をしてくれる子供が出てきてくれないかと願っています」と願いを込めます。

 そんな須貝厩舎ですが、先ほどのHPで更新されたようにソダシの妹、マルガ(牝、父モーリス、母ブチコ)がゲート試験に合格しました。結構時間がかかりましたが、ゲートにデリケートな血を考えてのこと。しっかりと扱い方の分かっている厩舎ですし、姉も知る須貝調教師、北村助手の「走りそう」という感触を信じましょう。

 ということで、今日はここまで。ではでは

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