
先週のヴィクトリアマイルのアリスヴェリテは惜しいレースでした。理想的な単騎逃げの形に持ち込んで、直線の半ばでは、勝利も頭をよぎりました。重賞なら押し切れていたかもしれませんが、さすがG1メンバー。甘くはなかったですね。
瞬発力勝負にしたくなかったですし、早めにセーフティーリードを取りたかった。引きつける競馬では、特長を生かせなかった可能性もあります。力があるところは見せてくれましたし、今後が楽しみになるレース内容だったと思います。
今週は京都で9鞍に騎乗します。オークスには残念ながら参戦できませんが、日本ダービーのカラマティアノスの騎乗依頼をいただきました。やはりダービーは毎年乗りたい特別なレース。28日には美浦で追い切りに乗るので、感触は来週のコラムでもお伝えします。
土曜9Rのザラタンはチューリップ賞4着があるように、このクラスでは力上位。長くいい脚を使う特長を生かしたい。ジューンアヲニヨシは3勝クラスを勝ったときは、芝のオープンでもやれると思っていた馬。改めての芝で、どこまでやれるかでしょう。(JRA騎手)
【土曜京都】
2Rフルセンド B
9Rザラタン B
【日曜京都】
4Rヒルノブリスベン C
6Rアオイレーギーナ B
7Rメイケイレイン B
8Rサンライズエース B
9Rエールトゥヘヴン B
11RジューンアヲニヨシB
12Rショウナンハウル C
(ともに本紙評価)