【宝塚記念】ファン投票1位のベラジオオペラは3頭併せで鋭伸 横山和生騎手「G1の舞台に、また一緒に立てることが楽しみ」

横山和生騎手が騎乗し、CWコース3頭併せで先着したベラジオオペラ(右、中はマコトヴェリーキー、左はレーウィン、カメラ・高橋 由二)
横山和生騎手が騎乗し、CWコース3頭併せで先着したベラジオオペラ(右、中はマコトヴェリーキー、左はレーウィン、カメラ・高橋 由二)

◆第66回宝塚記念・G1(6月15日、芝・2200メートル)追い切り=11日、栗東トレセン

 ファン投票1位のベラジオオペラ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が、主戦の横山和生騎手を背にCW最終追い切りを追えた。CWコースで、外にレーウィン(4歳3勝クラス)、真ん中にマコトヴェリーキー(5歳オープン)を置いた3頭併せ。道悪も苦にせず、6ハロン81秒―11秒2とシャープに脚を伸ばした。

 横山和騎手は「(大阪杯のときと比べて)馬場コンディションが違いすぎて比較しづらいのが本音ですが、そんなに気にするところなく来てくれたのかなと思います。順調に来てくれたのが何よりです」と納得の表情。上村調教師は「一緒に乗ってましたが、馬場が重くて時計がかかる中でも、抜け出す一瞬の脚が速くて、反応も良かった」と手応えを示した。

 前走の大阪杯ではレース史上初の連覇。ファン投票では1位に選ばれ、昨年のドウデュースに続く歴代2位の22万8950票を獲得した。鞍上は「すごく幸せなこと。ジョッキー冥利に尽きます」と感謝。「ベラジオオペラとG1の舞台に、また一緒に立てるということが楽しみです」と、グランプリ勝利に向けて意気込んだ。

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