【函館スプリントS】ナムラクレアは5年連続重賞制覇を目指して函館参戦 長谷川調教師「ひとつでも記録になれば」

函館スプリントSに出走するナムラクレアは長谷川浩大調教師騎乗で追い切り(カメラ・浅子 祐貴)
函館スプリントSに出走するナムラクレアは長谷川浩大調教師騎乗で追い切り(カメラ・浅子 祐貴)

◆第32回函館スプリントS・G3(6月14日、函館競馬場・芝1200メートル)=6月11日、函館競馬場

 重賞5勝と断然の実績を誇るナムラクレア(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)が、22年に制した函館スプリントS以来、3年ぶりに函館に参戦する。

 最終追い切りは長谷川浩大調教師が騎乗して芝コースを単走。伸びやかなフットワークでスタンド前を駆け抜けていった。長谷川調教師は「予定通りに栗東でしっかりやってきたので、体調も含めて順調にきています。馬場入りで飛行機を見て、ファイトするところはあったけど、そのあたりは闘争心というか前進気勢に富んでいる感じで、体も柔らかく使えていて良かった。昨年のキーンランドCと比べると、状態はだいぶ違うと思う」と出来に自信を持つ。

 小倉2歳Sで重賞初制覇を決めると、5歳となった昨年は阪神Cを制覇。ここまでは毎年、重賞を勝ってきた。「2歳から活躍するのはなかなかいないパターンの子。トップクラスを相手に激しいレースをしても心が折れない。ひとつでも記録になれば関係者としてはうれしいこと」。5年連続重賞制覇の偉業を狙う。

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