
こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、実は昨日から栗東にいましたが、今日も含めた2日とも、えらい雨。昨日はスタンドからちょっと出ただけでも、びしょびしょになりそうな時間が多く、こんなに歩かんかったことはないだろうというぐらいの取材。まぁね、恐らくセレクトセールなどの下見なのか、調教師の方々が少なかったのも事実なのですが、とにかく足が重かった。これは良くない。
今日は午前7時前には雨がやみ、前日より過ごしやすい状態。ただ、今日はG1の追い切り取材がメインだから、なかなか2歳馬取材の時間が取れなくて、しかも狙っていた話には空振りが多く…。挙げ句の果て、雨上がりは蒸し暑くて、レインコートがサウナスーツに早変わり。まぁ、今週は月曜も火曜も飲み会でしたから、いい感じでアルコールを抜けということだったかもしれませんが。
ということで、ようやく紙面用の原稿も片付いたところで、そろそろ本題へ。
今日はG1取材中に思わぬ形で入ってきたお話から。矢作厩舎でリビアングラスの追い切り取材を待っている時、ホワイトボードに目をやると、土曜日の入厩予定馬にボンボンベイビー(牡、父コントレイル、母バイバイベイビー)の文字。調教を終えた荒木助手に確認すると、入ってくる予定とのことです。栗東では最初の現2歳世代入厩になるはず。注目馬ですし、またお伝えしたいと思います。
コントレイルつながりでもう一頭、いきましょう。新谷厩舎のバースデイフライト(牝、父コントレイル、母サマーソワレ)が来週の阪神芝マイルを和田竜Jで予定しています。「キャンターは軽くて、いい走りをします。気性的にほどよくコントロールが利きそう。うまくレースを運べれば、中距離ぐらいはもってほしい。初戦から十分に戦えると思うよ」と新谷調教師。確かにCWコースを中心にいい時計が出ていますし、しっかりと乗り込まれていますからね。面白そうな存在です。
続いては高柳大厩舎。先週の安田記念でG1・3勝目を挙げたジャンタルマンタルの半妹、ウンナターシャ(牝、父パイロ、母インディアマントゥアナ)は来週の東京ダート1400を予定しています。「全体時計は出ているし、いいキャンターはします。体は芝でもと思わせるけど、切れる脚ということを考えるとダートなのかな、と。本当は1800ぐらいに延ばしていきたいけど、まずはこの距離から」と高柳大調教師は資質を感じながらも、適性を冷静に分析。ただ、初戦から楽しみにしているようでした。あと、小倉2週目のダート1000の新馬に松山Jでサウンドプリモ(牝、父シニスターミニスター、母サウンドワイズ)がスタンバイしています。
続いては杉山佳厩舎。まずは残念なお知らせです。今週の阪神芝1800を予定していたボクサークラブ(牡、父レイデオロ、母コレクターアイテム)は出走を見送ることになりました。脚元に深管が出たとのことです。「大事を取ってのものですね。ここで無理をする馬でもないですし、多少ですが煮詰まりかけていた面もあったので」と杉山佳調教師。いい動きは見せていましたし、立て直してからの復帰、いや、デビュー戦に期待しましょう。
最後に池江厩舎。ゲート試験に合格していたブレナヴォン(牡、父インディチャンプ、母ラナモン)が帰ってきました。「牧場でいい動きをしているということでしたよ。小倉には間に合うんじゃないかなと思っています」と池江調教師は現状を分析します。イメージはマイル~1800メートルとのことですが、「また速いところをやりつつ、その辺は分かってくるんじゃないかな」とのこと。とはいえ、成長は感じているようでした。
今日はここまで、また次回です。ではでは
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