
【東京11R・ジューンステークス】ダノンエアズロックから入る。前走のエプソムCは17番枠のぶんポジションを取るまでに脚を使ったうえ、中団より後方で脚をためた組が上位を占める流れ。直線でジリジリとしか伸びなかったのは仕方がない。今回はスローペース濃厚。先行勢が台頭した先週の馬場傾向からも巻き返す余地は十分にあるとみる。
5か月半ぶりだった前走も仕上がりは良かったが、使って型通り良化している印象だ。1週前の美浦・Wコースでは馬なりでラスト1ハロン11秒1(6ハロン83秒1)。今週も雨で渋った馬場をものともせず、坂路を力強く駆け上がっていた。
全3勝が東京で2歳時にアイビーS、3歳時にプリンシパルSのリステッド2勝と中身も濃い。引き続きレーン騎手とのコンビ継続も魅力。オープン特別なら反撃必至だ。
トーセンリョウはエプソムCの3着馬。ディープインパクト産駒で決め手はここでもトップクラス。流れさえ向けばまとめて差し切れる。クルゼイロドスルは今年の重賞2戦がともに0秒5差の〈5〉〈4〉着。立ち回りひとつでチャンスはある。