
【阪神11R・三宮ステークス】◎ダブルハートボンドを信頼する。昨年8月の未勝利戦でデビューしたが、順調さを欠いた影響で当時の追い切りは正味、1本のみ。それでも2着に6馬身の差をつける衝撃の勝ち方だった。その後は全て1番人気に応えて、無傷の4連勝中。前走も危なげなく2番手から抜け出した。3馬身半差の2着馬は、次戦で5馬身差の圧勝を収めている。
休み明けになるが、5日には栗東・CWコースで坂井騎手が乗り、6ハロン81秒3―11秒2をマークし、抜群の反応をみせた。11日の坂路での最終追い切りも、馬なりでラスト1ハロン11秒8。これは同日の最速タイで、仕上げに抜かりがない。ダートグレード競走に出走するためにも、勝って賞金を加算したいところ。牡馬相手の昇級戦となるが、ハンデ54キロなら連勝を伸ばす可能性は十分だ。
サトノフェニックスは久々の前走は崩れたが、3走前のレパードSではミッキーファイトの2着がある。叩いた上積みが期待できる今回は一変も。重賞勝ち馬サンデーファンデーはトップハンデでも、ハナを奪えばしぶとく粘る。