【東京ジャンプS】ジューンベロシティが見事に3連覇 高田潤騎手「さすがだなと」

東京ジャンプステークス(J・GⅢ)を制したジューンベロシティ(手前)
東京ジャンプステークス(J・GⅢ)を制したジューンベロシティ(手前)
ジューンベロシティの勝利を喜ぶ(左)から吉川オーナー、高田騎手、日比野助手
ジューンベロシティの勝利を喜ぶ(左)から吉川オーナー、高田騎手、日比野助手

◆第27回東京ジャンプS・JG3(6月14日、東京競馬場・直線芝3110メートル)

 6月14日の東京4R・東京ジャンプSは、1番人気のジューンベロシティ(牡7歳、栗東・武英智厩舎、父ロードカナロア)が、3角先頭で押し切って3連覇を飾った。勝ち時計は3分25秒2(良)。

 得意の舞台で貫禄を見せた。スタートを決めて、逃げたホッコーメヴィウスを見る形で2、3番手へ。リズム重視で運び、2周目の向こう正面で仕掛けて3角では早くも先頭へ。直線では最後の障害も飛越を決めて、最後は追いすがるサイードに1馬身3/4差をつけた。

 高田潤騎手は「今回は前走(中山グランドジャンプ4着)の激しいレースの後だったので正直、状態は良くなかったです。栗東に帰ってきてから厩舎の方もケアしてくれましたが、徐々には良くなっていたけど、万全という状態からはだいぶ程遠いかなと思いました。返し馬もいつものように元気良くはなかったが、ゲートが開いたら一生懸命走ってくれて、そういう状態のなか集中力を切らさず走ってくれるあたり、さすがだなと。本当に馬のポテンシャルに助けられた感じはしました。このコース自体は、この馬自身が絶対の自信を持っているコースだと思いますので、しっかり力を見せてくれました」と、頼もしいパートナーをたたえた。

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