【阪神5R・2歳新馬】母が重賞勝ち馬のマイオウンウェイが完勝 母子に騎乗の松山弘平騎手「強い競馬だった」

松山弘平騎手騎乗のマイオウンウェイが逃げ切り勝ち。 (カメラ・高橋 由二)
松山弘平騎手騎乗のマイオウンウェイが逃げ切り勝ち。 (カメラ・高橋 由二)

 6月14日の阪神5R・2歳新馬(芝1200メートル=8頭立て)は単勝3番人気で松山弘平騎手騎乗のマイオウンウェイ(牡、栗東・高野友和厩舎、父キズナ)が鮮やかに逃げ切った。なお、単勝1番人気のダイヤモンドノット(牡、栗東・福永祐一厩舎、父ブリックスアンドモルタル)は3着だった。勝ち時計は1分10秒5(稍重)。

 発馬直後に仕掛けつつ、先手を奪ったが、そこからは単騎でマイペース。直線で追ってからもしっかりと反応し、後続を突き放すと、最後は2着のサトノボヤージュに1馬身半差をつけた。

 母のアウィルアウェイは同じ高野厩舎に所属し、2020年のシルクロードS1着など短距離戦線で活躍した。2020年のスプリンターズS3着時に騎乗していた松山騎手は「気難しい馬なんですが、厩舎がうまく調整していただいて、落ち着いていました。追ってからも(後ろを)離す、強い競馬だったと思います。お母さんにも乗せていただきましたし、いいモノがあります」と満足そうに振り返った。

 高野調教師は「うれしいですし、キズナの子で初戦を1200メートルで勝つとは母の血が強いなと思いました」と笑みを浮かべていた。今後は放牧に出される予定。

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