
こんにちは、山本です。今日は阪神競馬場からのパッチパチ。1レース前から、ていうか、早朝には自宅の外から雨音が聞こえていましたが早速、いってみましょうか♪
さて、つい先日のこと。ある書類を数人に配るため、紙をめくろうとしたのですが、なかなかめくれない。結局、紙に折り目がつくほど何度もトライして、取り分けることができたのですが、昔からよく聞いていた、年を取ると指先が乾燥しやすくなるっていうのはホントですわ。オッちゃんがよくしていた、指をペロッとなめて湿らすっていうヤツは嫌だったから、何とか自重しましたけどね。
小学生の頃だったか。結構大きな学級で、教室は縦7席×6列ぐらい机があったんですよ。そこで、各列の先頭に7枚ずつ紙を渡して、後ろに回してもらう「プリント配り係」みたいなものがあって、何か妙に憧れていたんですよね。今から考えると、そんな役割を何でやりたがったのか謎です。特に今、その係は恐らくイライラするばかり…。
当ブログを始めたのが30代なかばで、当時から「オッサンになっていく」と何度も書いていたと思うけど、最近は特に日常の出来事で加齢を感じることが多すぎる。指先の乾燥。たった、それだけのことでちょっぴり切なくなる今日この頃です。
ということで、ボヤキはこれぐらいにして、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。
まずは函館5R。須貝厩舎のアニマレイ(牡、父ニューイヤーズデイ、母ガルデルスリール)が登場します。須貝調教師はダート寄りの血統であることは加味しながら、「能力は高い馬だし、洋芝ならね」と開幕週に照準を定めていました。距離はもっとあっていい、とのことでしたが、ここは能力の高さに期待です。
そして、阪神は5Rが新馬戦。今年から2週前倒しになった宝塚記念ですが、素質馬がそろうとされる芝1800メートルもお引っ越しという感じです。この宝塚記念デーの芝1800の勝ち馬には過去にダノンザキッド、ダノンプレミアムなどが出ていて、昨年の勝ち馬エリキングは久々の重賞勝ち馬になりました。
今年は当初の出走予定馬に結構、回避が続いた印象があります。そんな中での8頭立て。ワタクシがドラフトで指名した福永厩舎のザタイムハズカム(牝、父キタサンブラック、母ワッツダチャンセズ)は、当週が少しおとなしめの最終追い。水分を含んだ芝の影響、と思いたいけど、明日も道悪必至なんだよなぁ。さて、どうなるか。
続いては先週の阪神の新馬で連勝した大久保厩舎が送り出すスマートプリエール(牝、父エピファネイア、母スマートレイアー)。この馬は大久保調教師への取材の感触がいいですね。名牝のお母さん、何頭も勝ち上がっている馬を出していますが、「きょうだいで一番いい」と大久保調教師から聞いたんですよね。いいスピードがあるのも分かっていながら、「エピファネイア産駒でもあるし、(ペースが緩くなりがちな)新馬なのでこの距離でも」と適性を見極めたい構え。当然、この条件で強い競馬をすれば、楽しみがグンと広がります。母の主戦でもあった武豊Jを背に、どんなレースをするのかな。
あとは先週も触れたカクウチ(牡、父アドマイヤマーズ、母トウカイファイン)かな。こちらは今週の追い切り後に、小崎調教師を取材。「今週は軽くで十分。いい仕上がりで出せると思うし、距離もこなせると思っている」。先週も書きましたが、鞍上の岩田望Jも走り自体はゆったりしているというジャッジのようなんですね。仕上がりのよさでは、この馬じゃないかなと思っていますが果たして…。
あとは栗東入りしている関東馬のサレジオ(牡、父エピファネイア、母サラキア)かな。こちらは力強い動きを見せていた最終追い切り前ですが、穂刈助手に話を聞きました。「1、2日は環境の変化に慣れていませんでしたが、あとはいつも通りのサレジオでした。いいモノは持っていると思っているし、2歳のこの時期にこれだけの調教を積めているのはすごい」と体力面を評価していました。確かに力強さが伝わる体のように映ります。
最後は清水久厩舎のブラックコーラル(牡、父キタサンブラック、母アドマイヤマリン)。この厩舎で、このお父さんの産駒というだけでオッと思ってしまいますよね。「力む面はあるけど、普段はおとなしい。皆、乗り味がいいと言ってくれるし、カイバを食べる量もしっかりと減っていないですね」と本田助手。この厩舎らしく、しっかりとCWコース中心に乗り込み、態勢は整っています。ちなみに来週の阪神芝マイルには、姉にフィオリキアリがいるチェリヴェント(牡、父コントレイル、母クリアリーコンフューズド)がスタンバイしています。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
函館1R・11アークシャルダーム(友道調教師が「使うと減るので、滞在狙い」と説明。つまりはフレッシュな時こそ狙いたいタイプで初戦から)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
阪神6R・13ワールドキッス(前走で高い砂適性証明。昇級、古馬相手でも通用)
東京11R・2バルサムノート(左回りの7ハロンはベストの条件。ここなら)
函館7R・2オンマガトオル(ためれば伸びる。岩田康Jのさばきに期待)
今日はここまで、また明日です。ではでは
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