
【東京11R・パラダイスステークス】◎サトノカルナバルは1年前の東京・芝1400メートルの新馬戦を7馬身差で圧勝デビュー。続く函館2歳Sで世代最初の重賞ウィナーに輝いた素質馬だ。その後は勝ち星から遠ざかっているが、3走前は初の海外遠征。前々走は勝ち馬がダービー2着、前走もG1でメンバーレベルが高かった。そのNHKマイルCはエンジンのかかりこそ遅かったが、ラスト2ハロンは目立つ伸び脚。6着に終わったが能力の一端は示していた。
美浦・Wコースでの1週前はダノンエアズロックと併入。今週はダノンタッチダウンに先着と2週続けて古馬オープンと互角に動けており、3か月ぶりを使って着実に上昇している。斤量54キロでリステッドなら勝機。
シャドウフューリーの前走はかなりメンバーレベルが高く、レコード決着の5着なら悲観する必要はない。当舞台で3勝を挙げ、リステッドで0秒1差の実績もある。短期放牧を挟んで調整も順調で逆転候補の1番手。ベガリスの前走は着差以上の強さでオープン初勝利。力をつけており、ここも先手を取れれば。