宝塚記念が行われる阪神競馬場の芝は7Rから稍重 馬場回復が味方になるアーバンシックが狙い目

阪神4Rは外から差したピエタンツァ(手前)がV (カメラ・高橋 由二)
阪神4Rは外から差したピエタンツァ(手前)がV (カメラ・高橋 由二)

 6月15日は雨もやみ、阪神競馬場は5Rまでは重馬場だったが、7Rからは稍重に回復した。

 午前中の芝を振り返る。3Rの芝1400メートル(内回り)の3歳未勝利戦は1分22秒0のタイムで、重馬場を考えると速いタイム。4Rは宝塚記念と同じ芝2200メートル(内回り)で、2分15秒0。逃げ馬が内を粘って2着で、勝ち馬は5、6頭分外からの差し切りだった。馬場の回復は速い。

 あるジョッキーは「傷みも少ないし、内側が悪い感じもない」と枠の有利、不利はないことを伝えた。別の騎手は「メインに向かって芝のレースが多い(宝塚記念までに6鞍)ので、内が悪くなってきそう」と思案していた。

 宝塚記念は馬場回復で外差しが期待できそうなアーバンシックがおすすめ。鞍上のルメール騎手は「パワーがなくなるから、雨はやんでほしい」と週中に話していた。ほぼ良馬場に近い状態でのレースが見込まれ、この馬には追い風だろう。

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